Pages [CD]
77年にリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージを中心に5人組のペイジズを結成、元ブラッド・スウェット&ティアーズのボビー・コロンビーをプロデュースに起用し制作されたファースト・アルバム「Pages(ファースト・ペイジズ)」を78年にリリース、当時はプレス枚数も少なく入手が困難なアルバムだったが、現在ではAORファンだけでなくクラブ・シーンからの評価も高いようだ。2人の透明感のあるヴォーカルとハーモニーはもちろんだが、スティーヴ・ジョージのミニ・モーグ(アナログ・シンセサイザー)がこの時代らしいサウンドを醸し出している。メンバー以外の参加ミュージシャン達も豪華でブレッカー・ブラザース、ヴィクター・フェルドマン、フィリップ・ベイリーなど、ストリングスのアレンジはデイブ・グルーシンでヴォーカルとのマッチングが気持ち良い。デビュー前のデモ制作ではボビー・コールドウェルも関わっていた。
後にMr.ミスターでリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージは成功を掴む。
「Let It Go」
「If I Saw You Again」
「This Is For The Girls 」
「I Get It From You」