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J.D.Souther You're Only Lonely [CD]


ユア・オンリー・ロンリー(期間生産限定盤)

ユア・オンリー・ロンリー(期間生産限定盤)

  • アーティスト: JD サウザー
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: CD


J.D.サウザーは、ミシガン州デトロイトで生まれ、60年代後期、カリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越した後、デトロイトのミュージシャンで作曲家のグレン・フライと出会い、2人はルームメイトとなり音楽面でコラボレイトしてデビュー、ちなみに、この時に階下に住んでいたのはジャクソン・ブラウンだった。その後グレン・フライはイーグルスを結成、J.D.サウザーはリンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、イーグルスなどと交流、特に、イーグルスとは深い関わりを持っており、「もうひとりのイーグルス」とも呼ばれていた。裏方の仕事としては、楽曲提供だけでなくバック・コーラスなどでも頻繁にゲスト参加を行った。J.D.サウザーは東海岸の出身のためカントリーの影響が薄くジャズの影響が濃かった為、自然と感情を込めてた洗練された歌い方が出来た。「You're Only Lonely」は74年に曲作りに没頭する為に冬のコロラドの山に入り彼女の為に作った曲、ギタリストのワディー・ワクテルの助言で、79年にレコーディングし、アダルト・コンテンポラリー・チャートで第1位を記録する大ヒットとなる、ちなみに、同年のイーグルス達と共作した「Heartache Tonight 」も 全米シングルチャートで1位を獲得している。


「You're Only Lonely」J.D.サウザー自身が完成していないと思い、5年もレコーディングしなかった曲。ワディー・ワクテルのこれは完成しているしヒットするよの一言でレコーディングしたらしい。

おまけで、Eaglesの「Heartache Tonight」

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Van McCoy Disco Baby [CD]


ディスコ・ベイビー

ディスコ・ベイビー

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1991/01/21
  • メディア: CD


ヴァン・マッコイ、アメリカの音楽プロデューサー、作曲家。アレサ・フランクリン、ナンシー・ウィルソンなどに曲を提供、プロデューサーとしてもスタイルスティクスの「レッツ・プット・イット・オール・トゥゲザー」のプロデュースをし大ヒットをしている。この後に、75年にインストゥルメンタルのディスコ・アルバム『ディスコ・ベイビー』を発表する。ここからシングルカットされた「ハッスル」が全米1位・全世界でレコード売上1000万枚の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル賞を受賞。アメリカをはじめ世界中でディスコ・ブームを巻き起こすきっかけとなる。バックのミュージシャンはキーボードにリチャード・ティー、ドラムスにスティーヴ・ガッド、ベースにゴードン・エドワーズ、ギターにエリック・ゲイル、そのまんまスタッフなんです、後のインタビューでスタッフのメンバー全員がが一番影響を受けたのは、バン・マッコイと言っています、しかし、79年に心臓発作を起こし、35歳という若さで急逝してしまいます、スタッフのアルバム「モア・スタッフ」のプロデュースが最後だったと思います、スタッフのメンバーも後に「リアル・マッコイ」という曲を作り捧げています。もし死なずにいたらクインシー・ジョーンズぐらいの大御所になっていたと言われています。


「The Hustle」ディスコサウンドとイージーリスニングが融合したような曲。

「African Symphony」今や吹奏楽での演奏や高校野球の応援曲で有名な曲、次の年に発売になったアルバム「The Real McCoy」入っている曲で、もちろんバン・マッコイの作曲。

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Sting Bring on the Night [DVD]


ブリング・オン・ザ・ナイト [DVD]

ブリング・オン・ザ・ナイト [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2017/03/08
  • メディア: DVD


Bring on the Nightは、スティングが1985年のソロ・デビュー時に編成したニュー・バンドの誕生と成長をドキュメンタリーとして捉えた映像作品。ニュー・バンドのメンバーは、ニューヨークでのジャム・セッションから選んだ、ジャズ・ミュージシャン達で、ツアーのリハーサルで、パリのクルソン城でのセッションから始まる、スティングのギターを弾きながらのパフォマンスを見せてくれる、ギターをメインにしたライブは貴重といえる、そしてスティングの子供の誕生の場面も、ドキュメンタリーのひとつのキーポイントで、バンドの誕生と子供の誕生が重ねられ、ドラマを生んでいる。後半は、パリのテアトル・モガドールで開かれたスティングの新バンド(ブルー・タートル・バンドと呼ばれることになる)の正式な初コンサートの模様が映し出されている。


映像の「Driven To Tears」は、パリのクルソン城でのリハーサルで、スタッフも含めてリラックスして楽しそうな映像です。

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Laura Nyro Angel In The Dark [CD]


Angel in the Dark

Angel in the Dark

  • アーティスト: Nyro, Laura
  • 出版社/メーカー: Rounder / Umgd
  • 発売日: 2001/03/27
  • メディア: CD


ローラ・ニーロ、1997年に突然この世を去ってしまった彼女の遺作がこの作品になります。今回のアルバムは、1994年から1995年の間に録音された彼女の未発表曲で、ソウル/ジャズ/フュージョン系の名うてのミュージシャンをバックにつけたバンド的なセッションと、ローラ本人の歌声が多重録音されたピアノのみの弾き語り楽曲を収録、1曲ごとに、純粋弾き語りとバンド曲とを交互に並べたのも良いです。ソウル/R&B/ゴスペル的な要素が漂う良質なブルー・アイド・ソウルで、カヴァー曲も自分の曲であるように自分らしく歌えている。ソウルを表現したシンガーソング・ライター、ローラ・ニーロの歌声が心に響きます。


「La La Means I Love You」デルフォニックスのカヴァー曲を彼女の解釈で歌っているのが素晴らしい。

「Sweet Dream Fade」ウィル・リー(b)ジョン・トロペイ(g)達のニュー・ヨーカーの抑え気味の演奏と彼女の歌と相まって素晴らしい音になっている。

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Van Halen 1984 [CD]


1984

1984

  • アーティスト: Van Halen
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: CD


10月7日のお昼のNHKのニュースで、日本時間の10月7日早朝、エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフが、エディの死去を明らかにしたとニュースを見てビックリ、ジャンルも関係ないぐらい素晴らしいギタリストでした、黙祷。


「Jump」

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Salena Jones My Love [CD]


マイ・ラブ

マイ・ラブ

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1998/07/29
  • メディア: CD


サリナ・ジョーンズは、14歳の時、かのアポロ劇場でのアマチュア・コンテストで「September Song」を歌い優勝し、15歳でプロ入りしました、60年代のアメリカは人種差別などで、1965年にアメリカを飛び出し、初めはスペインに住み、1年後にイギリスに渡り以後はイギリスのクラブやテレビで活躍しました。サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエに次ぐ女性ジャズシンガーと言われますが、ジャズのみならずソウル、ポピュラーの分野でも人気があります。81年リリース日本で録音した「My Love」は、当時人気絶頂期のスタッフとの共演で話題になったアルバムです。選曲もスティービー・ワンダーやポール・マッカートニーの曲などをカヴァー、リチャード・ティーの曲もあったりしています。お互いの来日の日程が重なったことから、このプロジェクトが実現し、スタッフのこの手の演奏は流石と思わせるもの、サリナ・ジョーンズのシンプルな歌声にも聞き惚れてしまいます。


「Teach Me Tonight」サミー・カーンの作詞、ジーン・ディ・ポールの作曲のジャズのスタンダード・ナンバー、スタッフのメンバーはハンク・クロフォード(Sax)とも、この曲を演奏しています。こちらもいいです。

「Lately」スティー・ビーワンダーのアルバム「キー・オブ・ライフ」に入っている影の名曲。

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13Cats [CD]


13CATS

13CATS

  • アーティスト: 13キャッツ
  • 出版社/メーカー: トライエム
  • 発売日: 1996/11/21
  • メディア: CD


13Catsの メンバーはCAT GRAY(vo.g.b.keys)、KARL PERAZZO(perc)、沼澤尚(ds)、CAT GRAYとKARL PERAZZOはPRINCEのパープルレインツアー、そしてSHEILA E.のツアーメイト、そのころ沼澤尚はL.A.のMUSICIANS INSTITUTEのP.I.T.に在学中。知られている話ですが、JEFF PORCAROの父であるJOE PORCAROに師事し、その後CHAKA KHANのツアーメンバーとしてメジャーデビューを果たしていた。そんな3人が出合い、87年に13CATSが結成、89年にファースト・アルバム「13Cats」をリリース。その後は、シング・ライク・トーキングなんかのプロデュースやらツアーを一緒にまわったりもしていたグループです。実はずっと忘れていてアル・マッケイを書いているときに思い出して書いています、当時仲間内で話題になっていて、日本人がドラムでカッコイイ・ファンクをやっているバンドがいる、PRINCEとSHEILA Eのメンバーもいる、アル・マッケイも参加している。どうりでセンスはあるしカッコイイわけだと思っていたバンドでした。


「13CATS」今聴いてもやっぱり良いです。

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Al McKay Allstars Al Dente [CD]


太陽の刻印~新世紀伝説

太陽の刻印~新世紀伝説

  • アーティスト: アル・マッケイ・オールスターズ
  • 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
  • 発売日: 2001/05/23
  • メディア: CD


 アース・ウィンド&ファイアーのメンバーで、黄金時代を支えた左利きのカッティングの名手の名ギタリスト、アル・マッケイ(唯一無二のカッティングなんですけど、左利きにある独特のニュアンスは右利きに無いものを感じる)。「セプテンバー」、「ファンタジー」、「シング・ア・ソング」をはじめ多くの名曲の作曲者の一人でもあります、1981年にアース・ウィンド&ファイアーを脱退、90年代に入りLAオールスターズを結成、このメンバーにはアル・マッケイをリーダーに、ヴァーダイン・ホワイト、フレディ・ホワイト、ラルフ・ジョンソン、アンドリュー・ウールウォーク、フェニックス・ホーンズと、正にアースの黄金期のメンバーが参加していました。その後メンバー・チェンジを行いバンド名もアル・マッケイ・オールスターズと変え2001年に「Al Dente」をリリース、アース・ウィンド&ファイアーの名曲を中心にしたアルバムとなっている。アース・ウィンド&ファイアーと聴き比べてみると面白いですよ。


「Getaway」

「September」

The Al McKay Allstars- Live In Europeのダイジェストです。

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David T. Walker On Love [CD]


オン・ラヴ(紙ジャケット仕様)

オン・ラヴ(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD


デイヴィッド・T・ウォーカーは、近所の教会で演奏されていたゴスペルがきっかけでギターを始める、高校卒業後ニューヨークに移り、プロミュージシャンとしての活動を開始する。彼がギタリストとして名を知られるようになったのは、やはりモータウンとのかかわりが大きい。ソウルミュージック、R&B、ジャズなどのジャンルを問わず、マーヴィン・ゲイ、ニック・デカロ、ジャクソン5、マイケル・ジャクソン、クルセイダーズ、フォー・トップス、ダイアナ・ロス、スティーヴィー・ワンダーなどアルバムを始め、数多くの作品に参加している、有名なヒット曲ではジャクソン5の「ABC」「I'll Be There」なども彼のギターである。 「On Love」は76年リリースのソロ6作目、3年前の前作まだは、マーヴィン・ゲイやダニー・ハサウェイらのニュー・ソウル系の音だったのが、今回のアルバムはジョージ・ベンソンの「ブリージン」を意識したメロウ・サウンドになっている、またR&Bチャートにもランクインを果たしている、「I Wish You Love」「Lovin' You」「The Windows Of The World」のカヴァー曲も選曲も素晴らしい。


「I Wish You Love」64年にのグロリア・リンのヒット曲、その後も色々なアーティストが取り上げている、デイヴィッド・T・ウォーカーも自分に打ってつけと思って取り上げている。

「The Windows of the World」ディオンヌ・ワーウィックの67年のヒット曲で、バート・バカラックの作曲、彼の作品が大好きで、95年にバカラック・ソングブック「Belove」を制作この曲もリメイクしている。

映像は「Lovin' You」ミニー・リパートンの名曲

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Ralph MacDonald The Path [CD]


ザ・パス

ザ・パス

  • アーティスト: ラルフ・マクドナルド
  • 出版社/メーカー: SOLID/T.K.RECORDS
  • 発売日: 2016/05/11
  • メディア: CD


パーカッション奏者、ラルフ・マクドナルドはパーカッション奏者だけでなく作曲やプロデュースもでき、特に有名なのは72年のロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイの大ヒット曲「Where Is the Love」作曲でその後もいくつかの名曲を生んでいる。パーカッション奏者でリーダーアルバムを何枚も出せるのも納得できる、セカンド・アルバム「The Path」は、ラルフの祖母アルパーサに捧げられた作品で、自分のルーツを音楽で表現している作品で、もちろん全曲ラルフの作曲で、彼の素晴らしい人間性によるパーカッションのサウンドで包み込まれるアルバムである。


「The Path」17分を超える「The Path」日本語で回帰と題され、パーカッションの音が軸で17分間ずっと鳴りっぱなしです、パート1で語りとパーカッションとアフリカの大地を思わすコーラスでアフリカを表して、パート2でスティール・ドラムでカリプソ、クラリネットでジャズ、パート3でボブ・ジェームスのシンセ・ソロからブレッカー・ブラザースのブラスで現代音楽に、最後にまたアフリカに戻る大作。

「If I'm Still Around Tomorrow」グエン・ガスリーのヴォーカル、曲の真ん中あたりでピコピコ・ハンマーでパーカッションをしているのがチョット可愛いです。


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