SSブログ

The Young Rascals Groovin [CD]


Groovin

Groovin

  • アーティスト: Young Rascals
  • 出版社/メーカー: Warner Strat. Mkt.
  • 発売日: 1988/09/30
  • メディア: CD


65年にアトランティック・レコード初の白人バンドとしてデビューしたヤング・ラスカルズ、アトランティックとの契約時に、ラスカルズとしてデビューしようとしたが、似た名前のバンドが既にあったため、知名度に劣る彼らは仕方なくヤング・ラスカルズにバンド名を変えてデビューしている。当初はシンプルなロックン・ロールやR&Bをソウルフルに歌うバンドだったが、アルバムを出すごとに急成長を遂げ、67年にリリースされた三作目のアルバム「Groovin」ではビーチ・ボーイズやビートルズの影響を感じられるホーンセクションやアフリ・マーディンのオ-ケストラの導入、洗練されたアレンジとアンサンブルとなる。ソウルフルな歌を保ちながらラテンテイストやヨーロッパ的な雰囲気もあるのがヤング・ラスカルズの特徴の一つである。サウンドの中心はキーボードとヴォーカルを担当するフェリックス・キャヴァリエとパーカッションとヴォーカルのエディ・ブリガッティの2人、彼らは作曲能力も高く、代表曲の「Groovin'」は「Good Lovin'」に続く2曲目の全米ナンバー1ヒットとなり、「A Girl Like You」と「How Can I Be Sure」もトップ10に入るヒットとなる「A Place In The Sun」は前年に大ヒットしたスティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲。さらにフルートのヒューバート・ロウス、ベースのチャック・レイニーの参加しているのも見逃せない。このアルバムのヒットで有名になると、この後のサード・アルバムを発表後にヤングを外し当初の希望であったラスカルズに改名することができた。
「How Can I Be Sure」は矢野顕子がアルバム「Super Folk Song」でカヴァーし、「You Better Run」は山下達郎がライブ・アルバム「It's A Poppin' Time」でカヴァーしている。

「A Girl Like You」

「Groovin'」

「How Can I Be Sure」

「A Place In The Sun」

「You Better Run」

nice!(22)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽