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Rolly's Rock Circus [CD]


ROLLY’S ROCK CIRCUS~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光~

ROLLY’S ROCK CIRCUS~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光~

  • アーティスト: ROLLY
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2015/07/08
  • メディア: CD


すかんちでのデビューから25年、2015年にそれを記念してRollyがリリースした「Rolly's Rock Circus~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光」はそのサブ・タイトル通り、70年代の日本のロックのカヴァー集。収録曲はROLLY自らセレクトした日本のロックの超名曲がこれでもかと勢揃い、このアルバムのために家に自宅スタジオを作り、機材を全部備えレコーディングした意欲作。70年代ジャパニーズ・ロックを代表する偉大なるアーティスト、バンドへの多大なるリスペクトを込めながらも、ロックを愛し続ける戦慄のハードロッカーROLLYによって生まれ変わった名曲が過剰なまでの美学で表現し炸裂、マニアックとポピュラーな音楽性が相まり、さらに彼らしいサービス精神も加わり、70年代ロックへの愛を感じる面白いアルバムとなっている。
最後にROLLY(ローリー寺西)さんと槇原敬之さんはいとこでROLLY(ローリー寺西)さんが6歳年上になります。そして1989年には槇原敬之さんがAXIAのオーディションに応募する際のデモテープに、ROLLY(ローリー寺西)さんがサポートギタリストとして参加したようです。そしてこのデモテープは1990年3月にグランプリを獲得しました。


「タイムマシンにおねがい」サディスティック・ミカ・バンドのカヴァー、Rollyが歌うとよりグラム・ロック感が出てくる。

「メイク・アップ」フラワー・トラヴェリン・バンドのカヴァー、ジョー山中が歌った原曲と同じキーでのハイトーンで歌ったのは見事。

「空と雲」四人囃子のカヴァー、イエスのベーシストのクリス・スクワイアをイメージしたベースの音色やフレージングを取り入れてたりとマニアックなアイデアを盛り込んでいる。

「花いちもんめ」はっぴいえんどのカヴァー、ボストンの「Don’t Look Back」ぽいサウンドを取り入れている、ここにもマニアックなアイデアを盛り込んでいる。

「恋のマジックポーション」すかんち時代の大ヒット曲を始めてセルフカヴァー。

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