Peter Gallway [CD]
フィフス・アヴェニュー・バンドからオハイオ・ノックスを経て、どちらのバンドでもバンドの顔であったピーター・ゴールウェイのソロ・デビュー作は72年にリリースされ、この作品には、オハイオ・ノックスのメンバーで、のちにスティーヴン・スティルスが結成したバンドのマナサスにも参加した、キーボードのポール・ハリス、フィフス・アヴェニュー・バンドのメンバーだった、ソングライター&ベーシストのケニー・アルトマンやギターのジャン・セイター、またキャロル・キングやジェームス・テイラーらをサポートで支えたダニー・クーチらが参加しています。気心の知れたメンバーによりリラックスした雰囲気の中制作され、珠玉の名曲「Decidedly Fun」やフィフス・アヴェニュー・バンド時代の曲「The Good Lady of Toronto」も再録され、この曲は後にケニー・ロジャースがカヴァーしています、「Harmony Grits」からは影響を受けたシュガーベイブを感じることが出来る疾走感のあるナンバー。アルバム全体から感じるアコースティック・サウンドの展開も素晴らしく、改めて彼のソング・ライティングのセンスの良さに驚かされる作品です。
「Decidedly Fun」
「Twelve Day Lover」
「Harmony Grits」
「The Good Lady of Toronto」