Smokey Robinson A Quiet Storm [CD]
ザ・ミラクルズの大ヒットと同じ年75年にサード・アルバム「A Quiet Storm」を発表したスモーキー・ロビンソン、セルフプロデュース作なので、スモーキー・ロビンソンでしかあり得ない世界を作り出している。この時代のブラックミュージックといえば、ファンク一色だったが、自分が最も得意とする、まろやかな歌声とゆったりと落ち着いたメロウ・サウンドは大人の就寝前のひとときにぴったりで「クワイエット・ストーム」という言葉がラジオのフォーマットとして定着し後世にも影響を与えている作品。シングル・ヒットした「Baby That's Backatcha」など極上のスウィートソウルを聴かせてくる、ファンク・ディスコ全盛期の風潮の中で、スモーキー・ロビンソンしか到達できない世界観が表現されている。
「Quiet Storm」
「Baby That's Backatcha」
「The Agony And The Ecstasy」
「Happy (Love Theme From "Lady Sings The Blues")」