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George Benson  Livin' Inside Your Love [CD]


Livin' Inside Your Love

Livin' Inside Your Love

  • アーティスト: Benson, George
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1989/03/24
  • メディア: CD


「Livin' Inside Your Love」は、ジャズ・ギタリストのジョージ・ベンソンが79年にリリースした17枚目のアルバム。プロデューサーにトミー・リピューマ、アレンジ&オーケストラ指揮にクラウス・オーガン、伝説的なエンジニア、アル・シュミットのゴールデン・トリオと組んで、大ヒットとなりギタリストだけでなくシンガーとしても有名になったアルバム「ブリージン」から3年、ゴールデン・トリオとの3度目のスタジオ録音「Livin' Inside Your Love」は、ドラムのハーヴィー・メイソンが抜け、代わりに全曲ではないが、スティーヴ・ガットがドラム、ベースがウィル・リーが入り驚かされるが(もちろんフィル・アップチャーチもリズム・ギターとして参加しています)、リズム隊が変わってもギターと歌が織り成すメロウ・サウンドに変わりはなく夢心地になれる作品で、ますます成熟した余裕あるプレイになり、12曲中6曲で歌を歌っているが、さらに歌の表現力が豊かにになり、ジョージ・ベンソンの70年代を締めくくる「ブリージン」路線の総集編といえる。それはトミー・リピューマはここで幕を引き、この後はプロデューサーがクインシー・ジョーンズになり、そのファミリーが総動員され、さらにヴォーカルがメインとなる作品と変わっていくからである。

「Livin' Inside Your Love」アール・クルーの代表曲をカヴァー、後半にアール・クルーのアコースティックギターのソロも聴けます。

「Welcome into My World」この頃のジョージ・ベンソンのレギュラー・グループの一員で、前にも紹介したロニー・フォスターのローズ・ピアノのソロが聴けます。

「Love Is a Hurtin' Thing」この頃のジョージ・ベンソンのレギュラー・グループの一員のホルヘ・ダルトのアコースティック・ピアノのソロが聴けます。

「Soulful Strut」79年度グラミー賞ベスト・アレンジメント賞、受賞曲。

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