Lonnie Liston Smith&The Cosmic Echoes Expansions [CD]
ピアニストで、キーボーディスト。ジャズ、ソウルミュージック、ファンク、フュージョン、クロスオーバーといったジャンルのミュージシャンとして位置づけられるロニー・リストン・スミス。ファラオ・サンダースやアート・ブレイキー、ローランド・カーク、ガトー・バルビエリ、マイルス・デイヴィス等と共演、73年にロニー・リストン・スミス&ザ・コズミック・エコーズを結成する。メンバーはリーダーのロニー・リストン・スミス(Key)実弟のドナルド・スミス(Vo&Fl)デイヴ・ハバート(Sax)セシル・マクビー(B)アート・ゴーア(Dr)マイケル・カーヴィン(Dr&Per)ローレンス・キリアン(Per)レオポルド・フレミング(Per)など。「Expansions」は75年にリリースされ、彼の代表作の一つとなるアルバムで、独自のスピリチュアルな音楽性と即興演奏が出来るリアル・ジャズ・ミュージシャンを迎え入れ作られ、その後のクラブ・ミュージックやアシッドジャズ、スムーズジャズのルーツとも言われる作品で、代表曲でセシル・マクビーのベースラインが印象的な「Expansions」はHipHopのネタとしても有名らしい?。実弟のドナルド・スミスのヴォーカルは即興性を邪魔することなく言葉を現代的なリズムとメロディに乗せられるかを表現出来るシンガーで、ザ・コズミック・エコーズに入る前はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズでピアノを弾いていたことがあり、その経験があったからこそのヴォーカルとフルート演奏だったと言える、スミス兄弟はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに二人共雇われていたことになる。
「Expansions」
「Summer Days」
「Voodoo Woman」
「My Love」