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Dave Grusin One Of A Kind [CD]


ワン・オブ・ア・カインド

ワン・オブ・ア・カインド

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: CD


デイヴ・グルーシン、60年代に「アンディ・ウィリアムズ・ショウ」のピアノと音楽監督を務め、その後にクインシー・ジョーンズ・オーケストラのピアニストであったりと優れたジャズ・ピアニストとしてキャリアをスタートさせたが、やがて映画音楽の世界に進出、音楽家として才能を開化させていく、ダスティン・ホフマンが主演、サイモン&’ガーファンクルが主題歌を歌った「卒業」が特に有名だ。映画音楽の成功を足掛かりにスタジオ・ワークにも精をだすようになり、この時意気投合したのがレコーディング・エンジニアのラリー・ローゼン、2人はさまざまなプロジェクトを請け負い、アール・クルー、リー・リトナー、渡辺貞夫などの作品を成功させていき、2人の名前を冠にしたレーベルGRPを設立、その後は以前にも増してキーボード奏者兼、作・編曲家として精力的に活動を展開、アルバム「One Of A Kind」はそんな頃の77年にGRPからリリースされた作品で、ピアニストとしての優れた才能の持ち主であることは言うまでもなく、作曲者と編曲家としての素晴らしい骨のあるサウンドを見事に作り出している作品で、特に「Modaji」は名曲と言われ色々なミュージシャンがカヴァーしている。デイヴ・グルーシンの原点といえるセンスが凝縮されたアルバムでデイヴ・グルーシンの代表作で名作と言われている。

「Modaji」

「Catavento」

「The Heart Is A Lonely Hunter」

おまけでフルーティストのヒューバト・ロウズのヴァージョンで名演奏と言われた「Modaji」。デイヴ・グルーシンでなくボブ・ジェームスがピアノを弾いているのも聴きどころの一つだ。

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