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Milton Banana Trio Samba É Isso [CD]


コパカバーナの誘惑

コパカバーナの誘惑

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1991/06/21
  • メディア: CD


ミルトン・バナナは、ブラジル出身のボサ・ノヴァのジャズドラマー。独学のミュージシャンである彼は、ボサ・ノヴァ時代に大活躍した。63年にジョアン・ジルベルトやスタン・ゲッツとのコラボレーションのレコーディングに参加、65年には自己を中心としたピアノ・トリオを結成。ブラジルには30年代からサンバを主としたピアノ・トリオによるダンス・ミュージックという分野が存在し、その後の50年代中頃にはモダン・ジャズの影響受けたグループが数多く生まれた、その流れを汲むのがミルトン・バナナ・トリオである。このアルバム「Samba É Isso」邦題「コパカバーナの誘惑」は77年にリリースされ、新しいピアニストのシドと新しいベーシストのクラジオを起用し、クールな女性ヴォーカルや白人サンバと黒人サンバの特色をバランスよくまとめ、ピアニストのシドの編曲も効果的に使い、ジャズ・サンバとしてとても良い味を出している。その頃に渡辺貞夫がブラジルのカーニバルに行った際に持ち帰ったレコードで、彼の愛聴盤だと言うことだそうです。

「Conto Até Dez/Bola Pra Frente」

「Deus Tem Mais Pra Dar/Na Beira Do Mangue」

「Cavaquinho Camarada/Antes Ele Do Que Eu」

「O Mar Serenou/Fuzuê」

「Samba Sem Cuíca/Tatu Engenheiro Do Metrô」

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