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Average White Band Cut The Cake [CD]


カット・ザ・ケイク+2 (最新リマスター、新装解説、歌詞、ボーナス・トラック付)

カット・ザ・ケイク+2 (最新リマスター、新装解説、歌詞、ボーナス・トラック付)

  • 出版社/メーカー: AWB/SOLID RECORDS
  • 発売日: 2019/02/13
  • メディア: CD


アベレージ・ホワイト・バンドが74年に大成功を収めたアルバム「アベレージ・ホワイト・バンド」の続編的なアルバム「カット・ザ・ケーキ」は75年にリリースされたサード・アルバム。初のアメリカ・ツアーの打ち上げで、ヘロインの過剰摂取で亡くなったオリジナル・ドラマー、ロビー・マッキントッシュの後任に初の黒人メンバーのスティーブ・フェローニを迎えて発表したアルバムで、前作に続きプロデューサーを務めたアリフ・マルディンとバンドのメンバーはこの苦境を乗り越え最終的には忍耐強く完成させたアルバム。ロビー・マッキントッシュと共作したタイトル・トラック「Cut The Cake」はビルボードのポップシングルチャートで10位に達し、このナンバーはロビー・マッキントッシュに捧げられました。「If I Ever Lose This Heaven」はクインシー・ジョーンズのアルバム「Body Heat」からのカヴァーで原曲を越えるヒットとなり、その後もセルジオ・メンデス、ナンシー・ウィルソン、マキシン・ナイチンゲール、G.C.キャメロン、コーク・エスコヴェードから歌い継いでいる名曲、「School Boy Crush」はバンドの代表曲「Pick Up The Pieces」に次ぐ勢いのある人気のあるナンバー、「Cloudy」は好バラードなど充実した楽曲が揃ったアルバムとなった。

「Cut The Cake」

「School Boy Crush」

「If I Ever Lose This Heaven」

「Cloudy」

おまけでクインシー・ジョーンズのアルバム「Body Heat」から作曲者のリオン・ウェアとミニー・リパートンのヴォーカルで「If I Ever Lose This Heaven」こちらが原曲です。

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Ben Sidran The Doctor Is In [CD]


ドクター・イズ・イン(期間生産限定盤)

ドクター・イズ・イン(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ベン・シドラン
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD



Dr.ジャズと呼ばれたベン・シドラン、ジャズの音楽本を執筆したり、スティーブ・ミラー・バンド(ボズ・スキャグスもこのバンドにいます)にキーボード奏者として参加したり、独自のユーモア、インテリジェンスを備え、ジャズやソウルやロックを自由に行き来するベン・シドラン。6作目のソロ・アルバム「The Doctor Is In」は77年にリリースされ、ジャズとR&Bをミックスし、ベン・シドランのサウンドを完成の域に到達させ、自ら「私の音楽はこのアルバムでステップアップした」と語っている。本作からはモントルーのジャズフェスでもピックアップされ、ラジオを中心にヒットした「Song For A Sucker Like You(世間知らずの歌)」のグルーヴィーなナンバーや、ホレス・シルヴァーの「Silver Serenade」やチャーリー・ミンガスの「Good Bye Pork Pie Hat」などのジャズ・ジャイアントのレパートリーを取り入れていて、ベン・シドランらしいピアノ・プレイが聴きどころとなっている。フィル・アップチャーチ(B.)、ジョン・ガーリン(Drs.)、トニー・ウイリアムス(Drs.)、ブルー・ミッチェル(Trumpet)、ラリー・カールトン(G.)をはじめとする豪華な面々が参加し、またストリングス・アレンジはニック・デカロが手掛けているのがたまらない。

「Song For A Sucker Like You」

「Set Yourself Free」

「One Way Grave」

「Silver Serenade」

「Good Bye Pork Pie Hat」

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Seawind [CD]


SEAWIND(紙ジャケット仕様)

SEAWIND(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: シーウィンド
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジレコーズ
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD


シーウィンドは、70年代に一世を風靡したハワイ出身の人気グループ。ハワイ出身のボブとポーリンのウィルソン夫妻を中心に結成、ポーリン・ウィルソンの爽やかでエモーショナルなヴォーカルと歯切れのよいシーウィンド・ホーン・セクションのサウンドはジャズ、AOR、ポップスのファンなど幅広い層から高い人気を獲得した。デビュー・アルバム「シーウィンド」は76年にリリースされ、フォー・プレイなどで活躍する人気ドラマー、ハーヴィー・メイソンがプロデュースをしている。76年にハワイで彼女らのライブを見て、ハーヴィー・メイソンがCTIレーベルの社長クリード・テイラーにシーウィンドの事を推薦し、デビューするのだが、CTIレーベルでクリード・テイラー以外の人がプロデュースをすることがそれまでになく、CTI初の珍しいアルバムになった、クリード・テイラーは当時、CTIのニュー・ポップ・シリーズを始めようと思っていて、ハーヴィー・メイソンへの信頼度とシーウィンドへの期待の高さの為だと思われる。アメリカ本土にはない爽やかさとハワイ・ルーツを微妙に感じられるポーリン・ウィルソンのヴォーカルとラリー・ウィリアムズ、ジェリー・ヘイ、キム・ハッチクロフトらによるホーン・セクション・アレンジの斬新さ、それにドラマーのボブ・ウィルソンのソングライターとしての才能の高さが一丸となり、ワン&オンリーのサウンドは彼女らの個性となった。シーウィンドが解散後もシーウィンド・ホーン・セクションとして独立した仕事も増え続けEW&Fを始めとしたありとあらゆる人気アーティスト達のバックを彩ることとなり、80年~90年代のヒット・アルバムのクレジットで簡単にシーウィンド・ホーン・セクションを見つけることが出来る。シーウィンド・ホーン・セクションの中心人物ジェリー・ヘイの「He Loves You」でのフリューゲルホルンのメロディアスなソロは素晴らしい。

「We Got A Way」

「He Loves You」

「You Gotta Be Willin' To Lose (Part II)」

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Nathan East [CD]


Nathan East

Nathan East

  • アーティスト: East, Nathan
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2015/08/14
  • メディア: CD


「ネイザン・イースト」は、アメリカのベーシスト、ネイザン・イーストが2014年に発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム、日本で先行発売された。
初めてのプロの仕事が16歳、ソウルの大御所、バリー・ホワイトのツアーで、それから40年以上スタジオ・セッション・ミュージシャンとして力量を求められ、アーティストから信頼関係を築き上げ、まさにセッション・ベーシスト中のベーシストである。今までに共演したミュージシャンの一部をあげるとジョージ・ハリスン、フィル・コリンズ(大ヒット曲「イージー・ラヴァー」の作者の一人でもある)、スティーヴィー・ワンダー、エリック・クラプトン、EW&F、フィリップ・ベイリー、マイケル・ジャクソン、チャカ・カーン、チック・コリア、ハーヴィー・ハンコック、ボブ・ジェームスなどで、その凄さが分かると思う。その膨大な緻密な音楽経歴を持つネイザン・イーストが初めてとなるリーダー作は様々なジャンルの実力者たちが参加し、色々な楽曲を取り上げている。「サー・デューク」と「オーヴァージョイド」はスティーヴィー・ワンダーのカヴァーで、後者ではワンダーがハーモニカで本人参加、「キャント・ファインド・マイ・ウェイ・ホーム」は、かつてクラプトンが所属していたブラインド・フェイスのカヴァーで、エリック・クラプトン本人も参加、ビートルズのカヴァー「イエスタデイ」は、ネイザン・イーストの息子ノアとのピアノとのデュオ、ジャズ系からはパット・メセニーやウェス・モンゴメリーやボブ・ジェームスの曲もとりあげていている。その多彩でグルーヴィなベース演奏だけなく、ネイザン・イーストの豊かなキャリアによる豊かな音楽性を聴く事が出来る。

「Sir Duke」スティーヴィー・ワンダーのカヴァー、トム・スコットがホーン・アレンジを担当している。

「Moondance」ヴァン・モリソンの名曲をジャズ色を強くしたアレンジにし、マイケル・マクドナルドが歌っている。

「I Can Let Go Now」マイケル・マクドナルドの82年の曲をサラ・バレリスが歌っている。

「Finally Home」ネイザン・イーストが小田和正に作曲を依頼し作られた美しい曲、ネイザン・イーストがヴォーカルをとっている。

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Bobby Caldwell Cat In The Hat [CD]


ロマンティック・キャット

ロマンティック・キャット

  • アーティスト: ボビー・コールドウェル
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD


前作のデビュー・アルバムと同じマイアミ録音のセカンド・アルバム「Cat In The Hat」は80年にリリースされた。発売直前に所属するT.K.レコードが倒産し十分なプロモーションが行われなかったが、アルバムのクオリティの高さを保持しているのはさすがボビー・コールドウェル、ファースト・シングルの「Coming Down From Love」がポップ、R&Bの両方のチャートに入ったのは、この頃のポップ・シーンはまだそれなりに健全で多額の宣伝費をかけなくても良いものは売れていた証明であった。ボズ・スキャッグスやスティーヴィー・ワンダーの影響を強く感じさせるのは前作の延長で変わらないが、ファースト・アルバムとの一番の違いは生のストリングスをボビー・コールドウェルのシンセサイザーに替わったこと、そしてボビー・コールドは全部のギター・パートを弾き、ベース、キーボード、新たにドラムやヴィブラフォンまでプレイしマルチ・プレイヤーぶりを発揮し、サポート陣はジョージ”チョコレート”ベリー(b),エド・グリーン(dr)新たにアンディ・ニューマーク(dr)らが加わった。その結果よりソリッドなサウンドになり、新たな音楽的な指向性を示し「Wrong Or Right」ではスティーリー・ダンの影響を感じさせている。収録曲を記しただけの簡素な裏ジャケットも、スティーリー・ダンの歴史的名作「AJA(エイジャ)」のデザインを模写し、リスペクトを現している。

「Coming Down From Love」

「Wrong Or Right」

「Open Your Eyes」

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America View From The Ground [CD]


風のマジック (生産限定盤)

風のマジック (生産限定盤)

  • アーティスト: アメリカ
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: CD


ジェリー・ベックリー、デューイ・バネル、ダン・ピークの3人によりロンドンで結成したアメリカ。多感な時期にビートルズなどイギリスの音楽とアメリカのCSN&Yに影響を受け、アコースティックなサウンドと美しいハーモニーを特長とし、米国ならではの音楽に英国の要素が入り、より深みのあるサウンドになっている。71年のセカンド・アルバム「名前のない馬」がいきなり全英・全米No.1に輝き、その後も75年に「金色の髪の少女」も全米No.1に輝いた。77年にダン・ピークが脱退し、商業的にやや低迷していたが、2人の美しいハーモニーはそのままに、80年代らしいAORサウンドに進化したアルバム「View From The Ground(風のマジック)」を82年にリリース。デュオとなってからの3作目で、外部からのライターやセッション・ミュージシャンを積極的に起用。元アージェントのメンバーでソロ活動でも知られるラス・バラードとペイジズも手掛ける元ブラッド・スウェット&ティアーズのボビー・コロンビーが2曲ずつ、残りの曲はアメリカの2人がセルフ・プロデュースをし、久しぶりのヒット作となった。バックのミュージシャン達もTOTOのジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、スティーブ・ルカサー、ディーン・パークスなど、コーラス陣はカール・ウィルソン、クリストファー・クロス、ティモシー・B・シュミット、トム・ケリーなどで、超豪華なコーラスとなっている。

「You Can Do Magic」

「Right Before Your Eyes」

「Love On The Vine」

「Sometimes Lovers」

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Pages [CD]


ファースト・ペイジズ(期間生産限定盤)

ファースト・ペイジズ(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ペイジズ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD


77年にリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージを中心に5人組のペイジズを結成、元ブラッド・スウェット&ティアーズのボビー・コロンビーをプロデュースに起用し制作されたファースト・アルバム「Pages(ファースト・ペイジズ)」を78年にリリース、当時はプレス枚数も少なく入手が困難なアルバムだったが、現在ではAORファンだけでなくクラブ・シーンからの評価も高いようだ。2人の透明感のあるヴォーカルとハーモニーはもちろんだが、スティーヴ・ジョージのミニ・モーグ(アナログ・シンセサイザー)がこの時代らしいサウンドを醸し出している。メンバー以外の参加ミュージシャン達も豪華でブレッカー・ブラザース、ヴィクター・フェルドマン、フィリップ・ベイリーなど、ストリングスのアレンジはデイブ・グルーシンでヴォーカルとのマッチングが気持ち良い。デビュー前のデモ制作ではボビー・コールドウェルも関わっていた。
後にMr.ミスターでリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージは成功を掴む。

「Let It Go」

「If I Saw You Again」

「This Is For The Girls 」

「I Get It From You」

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渡辺香津美 Dogatana [CD]


DOGATANA

DOGATANA

  • アーティスト: 渡辺香津美
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2017/07/19
  • メディア: CD


「Dogatana」は日本のジャズ・ギタリスト渡辺香津美が81年にリリースされアルバム、アルバム・タイトルは「渡辺」の漢字から、それぞれ「氵」と「辶」を取ったら「度刀」になり、これを読むと「どがたな」になり「Dogatana」になった。渡辺香津美が全編にわたって、それまでレコーディングの際にメインになるチャンスの少なかったアコースティック・ギター(オベイション・ギター)を前面にフューチャーしたアルバムで、当初はラリー・コリエル(g)とだけのデュオ・ギターを考えていたが、途中でそれだけに固執する必要はないということになり、色々な楽器とのデュオやギター・トリオへとふくらんでいったプロジェクトとなった。マイク・マイニエリ、ラリー・コリエル、デイブ・リーブマン、石田長生、山岸潤二などと共演し、渡辺香津美の独特のギターとの共演が特徴のアルバムとなった。この時期に一世を風靡したアル・ディメオラらのスーパー・ギター・トリオの影響から作られたと思われるが、その渡辺香津美のアコースティック・ギターは限りなく美しく躍動的で、渡辺香津美のギタリストとしての懐の深さを強く感じられるアルバムとなった。デビュー10年の区切り的な意味あいもこめて作られたと本人が語っている。

「Nuevo Espresso」作曲:渡辺香津美 マイク・マイニエリ(ビブラフォン)との美しいデュオ。

「Please Don't Bundle Me」作曲:渡辺香津美 ラリー・コリエルとのギター・デュオ。

おまけで名古屋の今池にあるボトムラインのライブから渡辺香津美&アル・ディ・メオラで「Mediterranean Sundance(地中海の舞踏)」

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GONTITI ANOTHER MOOD [CD]


ANOTHER MOOD-脇役であるとも知らずに

ANOTHER MOOD-脇役であるとも知らずに

  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1990/06/21
  • メディア: CD


ゴンザレス三上とチチ松村から成るアコースティック・ギター・デュオの「ゴンチチ」。無国籍な音作りに定評のあるユニット。83年にファースト・アルバム「ANOTHERMOOD」をリリース。素朴さとナチュラルさが全面に出されたアルバムでモーツァルトの「トルコ行進曲」を除いては、殆どの曲をゴンザレス三上が作曲している。レコーディングする際、予算が無いという事で、たまたま安く借りられた松下電器のスタジオで、当時、日本に2台しかなかった当時最先端のデジタルシンセサイザー・サンプラーのフェアライトCMIを発見し、ギター以外の演奏に充てた。この偶然によって、時代に先駆けるようにアコースティック・ギターとデジタルサウンドの組合せというゴンチチの大きな特徴が生まれ、イージーリスニング的で、エキゾティックな雰囲気を持つアコースティック・ギターデュオが生まれた。。この時フェアライトCMIの打ち込みを担当した松浦雅也がその後もゴンチチの数多の曲のアレンジを担当、92年のアルバム「Gravity Loves Time」までコラボレートは続いた。
話は変わりますが、当時フェアライトのライバル会社のやはり当時最先端のシンクラヴィア・デジタル・シンセサイザーを加山雄三さんが一億円で買ったのを思い出しました。

「修学旅行夜行列車南国音楽」

「マルセルでさえも」

「トルコ行進曲」

「眠りの島」

「Drop D」


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Paco de Lucía, Al Di Meola, John McLaughlin Passion, Grace and Fire [CD]


"パッション,グレイス&ファイア~情炎"

  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2001/03/23
  • メディア: CD


ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシアの3人が再び顔を合わせて吹き込んだ2作目のアルバム「Passion, Grace and Fire(情炎)」は83年にリリースされた。ずいぶん前に紹介した、前作「Friday Night In San Francisco」がライブ・レコーディングだった為、スタジオでのレコーディングは初めての作品となった。主たるレコーディングをジョン・マクラフリンの本拠地イギリスでで行なっている。このトリオはアル・ディ・メオラの発案に端を発したが、このアルバムレコーディングの頃にはジョン・マクラフリンが主導権を持っていたが、しかし演奏された曲目は3人が2曲づつ持ち寄って作られ、内容的にも三者対等の形がとられていて、それぞれの曲でメインのソロを取っているのが作曲者である。イギリス出身のジョン・マクラフリン、アメリカ出身のアル・ディ・メオラ、スペイン出身のパコ・デ・ルシア、それぞれの異なるバック・ボーンからなる音楽性が絡まったサウンドが大きな魅力となるトリオで、同じアコースティックギターを弾きながら、音色はもとより表現力がこうまで違うかと思わされる。音楽的にはこのアルバムがトリオの頂点に達した時点で行われたレコーディングと言われていて、3人が対等に渡り合い、その中から各個人の個性が最良な形で引き出された演奏を聴く事が出来るアルバムとなった。次の再結成は13年後になってしまう。

「Aspan」作曲:ジョン・マクラフリン

「David」作曲:ジョン・マクラフリン

「Passion Grace & Fire」作曲:アル・ディ・メオラ

「Sichia」作曲:パコ・デ・ルシア

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